2026/08/14 21:30
SoundScan Japanによる2026年上半期のアナログ・レコードの売上動向が、発表された。
売上枚数はアナログ・シングルが約5.7万枚、アナログ・アルバムが約49.2万枚となり、合計売上枚数が約54.9万枚で前年比124%となった。また、売上金額はアナログ・シングルが約1.5億円、アナログ・アルバムが約27.1億円となり、合計売上金額が約28.6億円で前年比129%となっている。
アーティスト別の売上金額では、約1.1億円を売り上げた宇多田ヒカルが1位を獲得した。シングル・セールスでは、甲本ヒロトをゲストに迎えたコラボ曲「パッパパラダイス feat. 甲本ヒロト」が収録された『パッパパラダイス』が1位を獲得。一方、アルバム・セールスでは『First Love』が2位となっている。同作のアナログ・レコードは2022年に生産限定盤としてリリースされたが、週別の売上を見ると、1月下旬に増版された影響か、2月以降は毎週300枚以上売れていることが分かった。
作品別売上枚数を見ると、アルバムではBTSの最新アルバム『ARIRANG』が首位を獲得。数量限定生産でアナログ・レコードをリリースしたずっと真夜中でいいのに。は『ぐされ』が3位、『潜潜話』が5位を記録した。シングルでは、前述した宇多田ヒカルのアナログ・シングル『パッパパラダイス』が首位を獲得。『純恋歌』の発売から20周年を記念して、湘南乃風史上初となるアナログ盤としてリリースされた『純恋歌 -20th Anniversary Edition-』が2位、松原みきのデビュー45周年を記念した「2026カタログキャンペーン」の影響で、松原みき『真夜中のドア~stay with me』が3位を記録している。
2026年上半期は、2023年以降の売上金額で増加傾向にあったアナログ・シングルが前年比73%と減少した。一方でアナログ・アルバムは前年比135%と、需要は引き続き堅調だ。アナログ・レコードの売上動向の特徴は、オリジナルの発売年やアナログ化された年に関係なく、幅広いタイトルが売れていることだ。2026年は、ずっと真夜中でいいのに。、チャットモンチー、あいみょん、高中正義をはじめ、多くのアーティストが再プレスを発売済み、あるいは発売を予定している。業界全体として、CDと違い「即座に増産」ができない物理メディアならではの制約をどう乗り越えるかが今後のカギになりそうだ。
◎2026年上半期アーティスト別売上金額
1位 宇多田ヒカル 約1.1億円
2位 BTS 約1億円
3位 あいみょん 約9.3千万円
4位 ずっと真夜中でいいのに。 約9.1千万円
5位 XG 約7.8千万円
◎シングル・セールスTOP5
1位『パッパパラダイス』宇多田ヒカル
2位『純恋歌 -20th Anniversary Edition-』湘南乃風
3位『真夜中のドア~stay with me』松原みき
4位『イエロー・サブマリン/エリナー・リグビー』ザ・ビートルズ
5位『戦争と少女』ZORN
◎アルバム・セールスTOP5
1位『ARIRANG』BTS
2位『First Love』宇多田ヒカル
3位『ぐされ』ずっと真夜中でいいのに。
4位『青春のエキサイトメント』あいみょん
5位『潜潜話』ずっと真夜中でいいのに。
※SoundScan Japan調べ
(集計期間:2025年12月29日~2026年6月28日)
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